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【資金繰り改善】リスケのメリットとデメリット!銀行と交渉するための3つの大原則とは?

資金繰り改善のための一つの手段としてリスケジュール(通称リスケ)があります。これは銀行から受けている融資の返済計画の見直しをしてもらうことです。例えば、毎月50万円の返済をしている場合、次月から一定期間の間25万円にしてもらうように交渉することです。

【リスケのタイミング】現預金が月間売上を下回ったらすぐに!

リスケを始めて検討する場合、どのタイミングが良いか迷う事業者も多いです。基本的に「手元の現金や銀行の預金が月平均売上を下回ったら」すぐに銀行にリスケの相談に行きましょう。

銀行からリスケを認められた場合、一定期間というのは原則は6か月から最長でも1年です。その間に、会社側は資金繰りを改善しなければいけません。また、銀行側からすれば、リスケを認めるということは、当初毎月50万円の返済を見込んでいたのに、途中から25万円に減額されてしまうので、すぐに「はい、わかりました」とはいきません。

そのため、リスケ交渉を成功させるためには、会社側から銀行側へ材料を用意する必要があります。具体的には銀行の担当者が上司に稟議を通しやすくするような説得材料です。この記事ではリスケのメリットとデメリット、そして、銀行とのリスケ交渉を行う際に覚えておきたい3つのテクニックをご紹介します。尚、リスケ交渉を行うということは、その銀行からは新たな追加融資の相談はできなくなるという覚悟は必要です。

ちなみに、資金繰り改善のために「出ていくお金を抑える」のがリスケですが、500万円から1000万円程度の資金確保さえできれば資金繰りが改善できるようなら「入りのお金を増やす」ことも別の方法の一つです。その場合、スピーディに資金調達できるビジネスローンで一時的に資金手当てすることも検討しましょう。

ただし、ビジネスローンも種類は非常にたくさんありますので、一つ一つの審査申込は大変です。当サイトで一番のオススメが日本全国からオンラインですぐに申込審査ができるビジネスローンです。「資金繰り大丈夫かな・・」と少しでも不安に思われるならば、今のうちにビジネスローンの審査を通しておいて、資金調達ができる選択肢を広げておくべきでしょう。融資枠さえ確保しておけば良いので、すぐに借りる必要はありません。以下の大手ビジネスローンはオンライン手続きのみで10分程度で完結します。一度審査が通れば、数百万円程度の資金は最短翌日には調達できます。

AGビジネスサポート 審査によりますが、1万円〜1,000万円まで融資可能 ※新規取引時は上限500万円

より詳しくAGビジネスサポートについて詳細を知りたい方は以下の記事もご参考にどうぞ。

事業者向けローンの最大手・AGビジネスサポートの特徴
AGビジネスサポートへの融資申し込みと返済方式

尚、以下のような事業者の方で、どうしても資金調達が必要な方はビジネスローンと平行してファクタリング(売掛金の早期売却)の利用をおすすめします。

・様々な事情で金融機関からの借り入れによる資金調達が難しい方
・すぐにつなぎ資金が必要な方
・創業後、1年以上の営業実績が無い方(決算が終わっていない方)
・税金未納がある方
・赤字決算の方

特に赤字決算の場合は銀行との今までの取引関係もあり、追加融資が可能な場合も多々ありますが、税金未納の場合は、銀行は絶対に融資をしてくれませんのでファクタリングしか方法がないかもしれません。日本ではまだまだ知名度の低い資金調達法ですが、経済産業省も推奨している100%合法の資金調達スキームです。ちなみに米国ではおよそ15%の利用に対して、日本では1%程度です。

経済産業省「売掛債権の利用促進について」

法人個人事業主問わず、毎月法人の取引先に対して安定した売掛金がある事業をしている事業者は、売掛金を早期にファクタリング会社に売却して資金調達を行えます。売掛金があれば、最短翌日に資金調達をすることも可能です。こちらのフォームで資金調達額の目安がすぐにわかりますので、今すぐ簡易診断してみてください。

さて、少々横道にそれてしまいましたが、それではまずはリスケのメリットとデメリットを見ていきましょう。

【リスケのメリット】資金繰りが楽になる!

リスケはすでにふれたように資金繰りが楽になるということです。出ていくお金が減るわけですので、資金調達をした時と同じ効果と考えても良いでしょう。そして、この記事の冒頭で書いたリスケの原則「銀行からリスケを認められた場合、一定期間というのは原則は6か月から最長でも1年です。とはいえ、これはあくまで原則です。なので、最初は6か月から1年でリスケしたとしても、銀行側へしっかりした資料を用意して交渉すれば、またリスケができる可能性も十分あります。銀行はお金を貸してビジネスをしているので、倒産して回収できなくなるよりも、ちゃんと返してもらった方が良いわけですから。

【リスケのデメリット】リスケの期間中は新規の融資を受けられない

リスケ期間中は新規の融資は受けられなくなります。また、一度リスケを行うと、銀行側はまた今後もリスケされるのではないかと疑ってきますのでその後の融資を受けにくくなる場合が多いです。

【リスケ大原則その1】具体的な資料を用意して説明すること!

銀行へは資金繰り計画書と月次試算表は必ず持参してください。そして返済できない理由を数字を交えて正直に伝えましょう。また、同時にリスケして資金繰りが改善することで、どのように事業の進捗が見込まれるかできるだけ具体的なストーリーを提示してください。

【保存版】資金繰り表を探している事業者様用【厳選5】(初心者向け)

注意点としては、銀行側は自社のビジネスモデルに関しては専門家ではありませんので、誰が読んでもわかるような資料にしましょう。また、複数の銀行との取引がある場合は、銀行別に取引内訳表を用意して、他行の取引もわかるようにします。

最低でもこの2点(資金繰り計画書と月次試算表)は必ず最初の交渉時に持参していきましょう。但し、注意点としては、根拠に乏しい内容の右肩上がりの計画書は逆にマイナス効果です。根拠を明記して、具体性と妥当性のある計画書を作成するようにしましょう。

尚、リスケを断られた場合でも、何か不足していること等を指摘されたらラッキーです。その不足分を宿題として持ち帰り、しっかり準備してリスケの再交渉をしましょう。また、当然ですが、社長自身の身だしなみもしっかり整えて出向くことは最低限のマナーです。今まで銀行に対して「うちの会社がお前の銀行から借りてやっている」というスタンスで向き合ってきた社長の場合、そのような態度は顔や話し方で出てしまわないように注意しましょう。

【リスケ大原則その2】融資を受けている銀行全て同条件で!

複数の銀行から融資を受けている場合、同じタイミングで同じ条件で交渉するようにしましょう。そしてすべての銀行からリスケをOKしてもらう必要があります。もしも、1行だけがOKしても他行にNGを出されたらリスケはできないものと考えておくべきです。

尚、交渉は必ずメインバンクから始めるのが原則です。メインバンクの基準としては借入残高が最も多い銀行となります。

【リスケ大原則その3】真摯な態度で低姿勢でお詫びを!

リスケを相談しに行く場合、経営者の中には「別に悪いことをしているわけじゃない、こちらは客だからな」というスタンスで「リスケをしたいんだけどね」などと相談される方もいるようです。ただ、これは絶対にプラスになりませんので、やめておきましょう。

必要以上に演技をする必要はないですが、やはり当初の返済の約束を守れなかったという事実を受け止めて、真摯な態度でお詫びをした方が良いでしょう。

以上、リスケのタイミング、そしてメリットとデメリット、リスケ大原則3つです。是非リスケ交渉を検討している事業者は参考にしてみてください。

【併せて読みたい記事】
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