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喫茶店の買取資金400万円のうち200万円を信用保証協会付き銀行融資で調達しました

喫茶店

私が信用保証協会での融資を必要とした理由

元々働いていた喫茶店のオーナーが別の場所で店をする事となり、私が改装費用などを含めて400万円で買い取る形となりました。

400万円のうち200万円は貯金や親から借りた分でどうにか用意しましたが、開業してからの資金などを考えると、残りの200万円は借入をしないといけませんでした。

まずはネットで開業資金の借入方法を調べたところ、市の融資制度や開業資金サポートなど沢山の情報が出てきました。

ただどのサイトの情報を読んでも、必要書類や自己資金が最初に何パーセント用意した方がよいとか、沢山の情報が書かれ過ぎていたので、自分で事業資金の調達等を今までしたことがない私にとっては正直よく分かりませんでした。

そこで、分からないまま悩んでいるよりも、資金調達のプロに相談する方が良いと思い、元々個人として口座を作っていた地元の銀行に相談に行きました。

窓口の担当者に事情を説明すると、事業資金についての融資相談の窓口に通され、私の地区の担当という人が出てきて、それ以降のやり取りはその方と行いました。

融資の審査が通るまで

相談窓口で話をしたところ、担当者は「信用保証協会の開業資金サポートを使うのが一般的な方法です」とおっしゃられていました。

手続きに関しては、銀行経由で信用保証協会へ申し込む形で、信用保証協会とのやりとりは銀行側がやってくれるとのことでした。

担当の方は「直接信用保証協会に行く方法もあるが、銀行を経由した方が楽だし審査に通り易い」とおっしゃっていました。

信用保証協会付きの融資の申込には、用意しなくてはいけない書類は多かったのですが、実際には銀行側で用意してくれましたし、私のやることは名前を書くくらいのことだけでした。

事業計画書などの難しい書類もありましたが、私の話を聞いた上で担当の方が雛形を作ってくれ、それを写せばいい形にしてくれました。

また、既に200万円用意している事を伝えると、手元に200万円ある事が分かる書類が欲しいと言われ、通帳のコピーを用意し、また、改装費用の見積書なども必要とのことなので、コピーを提出しました。

担当の方が言うには、「借入する金額と同じくらいの手元資金があると審査が通しやすいので助かる」との事でした。

尚、既に支払っていても、領収書などを貰っていれば、それも手元資金として扱ってくれるそうです。

その日は実印を持っておらず、種類を持ち帰って後日お渡しする運びとなりました。

また、印鑑証明、住民票、納税証明、源泉徴収、お店の売買に関する書類、開業届のコピーなどを用意して欲しいとも言われました。

その日の内に印鑑証明などを取りに行き、前のオーナーに源泉徴収書の発行などを頼みました。

後日、書類が揃ったので電話をすると、担当の方が店まで取りに来てくれて、店の外観などの写真を撮っていかれました。

今回揃えた書類を信用保証協会に送り、信用保証協会で審査の後、通れば銀行と金消契約を交わす流れであるとの説明を受けました。

また、信用保証協会に書類を送った後も、審査のために追加で資料を請求されるかもしれないとも言われました。

その後、連絡を待っていると、担当の人から追加の資料が欲しいとの連絡がありました。

前のオーナーの確定申告か決算書の三期分が欲しいとのことでした。

「元々の店で売り上げが上がっていて、お客さんやノウハウを引き継ぐ形だとの方向性で書類を作れば、審査が通り易い」とおっしゃっていました。

担当の方も一緒に前のオーナーに会って説明をしてくれ、確定申告書を貰う事が出来ました。

審査が通った後

その後、信用保証協会の融資の審査が通ったとの連絡がありました。

信用保証協会の保証料や印紙代を差し引いた金額が口座に振り込まれるとの事でした。

ここで保証料と手数料の違いを説明されました。

手数料は払ってしまえばそれで終わりですが、保証料は途中で借り入れの返済をすれば、残りの年数分を日割りして返って来るとの事でした。

50万円返済が済んでいる状態で、残りの150万円を返済すれば、その150万円分の保証料が返って来るイメージだと言われました。

返済は元金均等返済というもので、引き落としの日を決めると、毎月同じ日に引き落としされる形です。

一番最初の月の返済額が一番高くて、毎月返済額が下がっていく方式でした。一通りの説明を受けた後、銀行の書類幾つかに名前を書き、印鑑を押しました。

その場で振込伝票などを書き、お金はそのまま前のオーナーへの支払いなどに回されました。

改装資金の内で改装終了後に払う分は、定期預金のような形となり、銀行側が支払いまで持っておく形になりました。

つながりを大事に

自分の店を持つと言う大きな決断の時に、やるべきことは沢山ありました。

開業の手続きなどはオーナーが手伝ってくれたりもしましたが、初めての事ばかりで手一杯。

そんな中で、お金のことまで考えるのは大変で、プロの方に手伝ってもらえるのは心強かったです。

また、これによって銀行や信用保証協会との繋がりが出来た事も大きかったです。

銀行では色々な相談業務をやっているとの事で、税務相談や雇用の相談なども受けてくれるそうです。

税理士の先生も紹介してもらい、確定申告作成時には手伝ってもらっています。

また、人を雇う時に別の融資の相談をしましたが、既に借り入れが有り、返済実績もあるとの事で、前よりスムーズに借りる事が出来ました。

この時、法律的な事を相談できる弁護士の先生も紹介してもらいました。

また、もし今後返済が厳しくなったりした時は、月々の返済金額を下げる事もできるとおっしゃってくれているのが心強いです。

多くの方にとって開業というのは初めての事だと思います。

けれど、プロの方にとっては何度もサポートしてきた事です。

私も最初に調べた時は、聞いたこともない書類を揃えなければいけないということで、どうしていいのか分かりませんでした。けれど、窓口に行って相談すると、「この書類はここに行けば取れます」「この書類はここです」という具合に教えてもらえました。

担当の方によれば、開業サポートとか住宅ローンとかは、市などから推奨されているサービスは、申し込んでみれば意外と通るのだそうです。

また、いきなり申し込めなくても、どうすれば通り易いのかを指導してもらえるそうです。

申し込みの手続きが難しそうに思えて躊躇するぐらいなら、全てお任せしてしまう位の気持ちで窓口に行けばいいと思います。

また、これは後で聞いたのですが、信用保証協会と日本政策金融公庫でも審査基準が違ってくるそうです。信用保証協会は事業が続けられるのかを重視しますが、金融公庫は個人信用情報などを重視するそうです。

そういう事を理解して事業計画書を書くことも通り易さに影響するとおっっしゃっていました。

また、信用保証協会に直接行くと本人確認などの調査で時間が掛かるそうです。

銀行経由で申し込めば、銀行が口座を作る時にそれを済ませているのでスムーズに進むのだそうです。

  • POINT借入の際に自己資金は借入希望額の半分くらい用意できていた方がよい
  • 銀行側から紹介される資金調達のプロがいた場合、その方々に全部お任せしてしまうのも手 *素人が下手に事業計画書類を作るよりも、プロの方が融資審査に通りやすい資料を作成してもらえる。
  • 信用保証協会と日本政策金融公庫では審査基準が異なる(らしい)

以上、喫茶店の買取資金400万円のうち200万円を信用保証協会付き銀行融資で調達しました…でした。

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鈴木康支税理士事務所所長
学習院大学卒博士(サンフランシスコ州立大学)孔子経営賞 受賞(26年度)
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