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【リスケ交渉の予備知識】延滞時の預金ロックを避ける方法!

リスケ交渉を行う前段階で、万が一、黙って延滞をしていたとすると圧倒的に不利になりますので、絶対にしてはいけません。もし返済ができないならば、できるだけ早めに銀行に状況を伝えに来ましょう。

黙って延滞すると「約束を守れない会社」というレッテルを張られる

これは何も銀行に限ったことではありませんが、ビジネスでも個人間でも借りたものを返すのは当たり前です。それを黙って期日に返さないというのは、絶対にNGです。もし返済が遅れるようならば、どんなことがあろうとも、返済期日までに銀行に返済が遅れる理由とその説明をするようにしましょう。

また、返済が遅れる場合は、資金繰り表を提示して、資金が回らない点を明示すること。そして、業務の見直しを行い、何とか返済が追いつけるように企業努力するのでリスケをしたい旨を伝えてください。

返済日はできるだけ1日から5日位の間に設定する!

これはリスケに限らず、様々な金融機関への支払いも基本的に同じなのですが、銀行は月単位で見ています。もし27日が返済日で数日返済が延滞してしまった場合、月を跨ぐことになります。すると、銀行としては前月の不良債権ととらえられてしまうのです。特に3月と9月は本決算と中間決算にあたるので、その月を跨いでの延滞が起きると、銀行に対して非常に心証が悪くなります。

リスケ交渉を考えている事業者の方の場合、すでに延滞してしまっており、これからリスケ交渉をしようとされている方も少なくないようですが、本来ならば上述の通り、返済できそうも無ければ先に銀行側へ状況を伝える方がずっとリスケ交渉はやり易くなります。

預金ロックは突然される場合もあるので要注意!

預金ロックとは、その名の通り、銀行の預金が突如ロックされて、現金を引き出せなくなることです。これをやられると、ただでさえ資金繰りが厳しい状況の場合、最悪の状況になります。銀行としては、預金を人質として確保したいわけです。

こう書くと、「銀行ってそんなこと勝手にしてもいいの?」と思う事業者の方もいらっしゃると思いますが、融資を受けた時の借用証書にはその旨が「期限の利益損失」という名目で記載されていますので、実際には貸し手である銀行側は預金ロックをする権利があります。実際には3か月間延滞しない限りは預金ロックされることはありません。

尚、預金ロックは法人口座以外に、代表者個人のや連帯保証人がいる場合、その口座も適用範囲内です。あと、積立口座もです。月を跨いで3か月が過ぎると「事故扱い」案件となり、保証協会付融資の場合は事故報告されます。プロパー融資の場合は、担保を差し出している場合は、強制執行の手続きに入ります。

預金ロックをされないための方法とは?

それでは預金ロックをされないようにするにはどうすればよいでしょうか?それは簡単なことで、法人も個人も口座の残高を全部引き出して、他の銀行口座に移すことです。そうすれば預金ロックされても全く痛くないわけですので。

銀行はよくメイン銀行として口座の振り替えを一本化してほしいと言われますが、これは銀行側でお金の流れをすべて把握して、この法人or個人事業主の資金の状況を把握したいためです。そうすることで、融資先として期待できそうか、または融資したけどヤバそうなので要チェックという風に検討しやすくなるためです。また、本当に危険と判断した場合は、預金ロック等の荒っぽい方法を使ってでも、資金を回収しようとするわけです。

ですので、資金繰りが悪くなり、銀行へリスケ交渉をする場合は、事前に口座の残高を全部引き出しておくことは忘れないようにしましょう。また、同時に取引先から売掛金の振込も別の銀行口座に変更してもらうようにしましょう。

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尚、リスケをすることは「資金の出」をとめるということですが、500万円から1000万円程度の資金確保さえできれば資金繰りが改善できるようなら「入りのお金を増やす」ことも別の方法の一つです。その場合、スピーディに資金調達できるビジネスローンで一時的に資金手当てすることも検討しましょう。

ただし、ビジネスローンも種類は非常にたくさんありますので、一つ一つの審査申込は大変です。当サイトで一番のオススメが日本全国からオンラインですぐに申込審査ができるビジネスローンです。「資金繰り大丈夫かな・・」と少しでも不安に思われるならば、今のうちにビジネスローンの審査を通しておいて、資金調達ができる選択肢を広げておくべきでしょう。融資枠さえ確保しておけば良いので、すぐに借りる必要はありません。以下の大手ビジネスローンはオンライン手続きのみで10分程度で完結します。一度審査が通れば、500万円程度の資金は最短翌日には調達できます。

AGビジネスサポート 審査によりますが、1万円〜1,000万円まで融資可能 ※新規取引時は上限500万円

さらに詳しくAGビジネスサポートのサービスにについて詳細を知りたい方は以下の記事もご参考にどうぞ。

事業者向けローンの最大手・AGビジネスサポートの特徴
AGビジネスサポートへの融資申し込みと返済方式

尚、以下のような事業者の方で、どうしても資金調達が必要な方はビジネスローンと平行してファクタリング(売掛金の早期売却)の利用をおすすめします。

・様々な事情で金融機関からの借り入れによる資金調達が難しい方
・すぐにつなぎ資金が必要な方
・創業後、1年以上の営業実績が無い方(決算が終わっていない方)
・税金未納がある方
・赤字決算の方

特に赤字決算の場合は銀行との今までの取引関係もあり、追加融資が可能な場合も多々ありますが、税金未納の場合は、銀行は絶対に融資をしてくれませんのでファクタリングしか方法がないかもしれません。日本ではまだまだ知名度の低い資金調達法ですが、経済産業省も推奨している100%合法の資金調達スキームです。ちなみに米国ではおよそ15%の利用に対して、日本では1%程度です。

経済産業省「売掛債権の利用促進について」

法人個人事業主問わず、毎月法人の取引先に対して安定した売掛金がある事業をしている事業者は、売掛金を早期にファクタリング会社に売却して資金調達を行えます。売掛金があれば、最短翌日に資金調達をすることも可能です。こちらのフォームで資金調達額の目安がすぐにわかりますので今すぐ簡易診断してみてください。

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鈴木康支税理士事務所所長
学習院大学卒博士(サンフランシスコ州立大学)孔子経営賞 受賞(26年度)
各種講演・セミナー多数

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