若いころにPC教室でお仕事をしていたMさんの倒産をした時の様子についてお伺いしました。
私が20代の時に勤めていた、大手のパソコン教室なのですが、2000年に入り、倒産をしました。
当時はパソコン教室の大手なので倒産するとは思いもしませんでしたが、私自身も何かこの会社はおかしいと入社して3年目くらいから感じました。
というのも、生徒数がだんだん減っていったんです。
当時はIT革命とか何とかでパソコン教室の仕事は多かったはずなのです。
それなのに生徒数が減っていったのです。
生徒数が少ないと給料が支払われないという状態が続き、私は会社を不審に思い転職しました。
私はこの会社が潰れると思い転職を決意したのです。
潰れると思った理由は駅前にスクールを作りすぎなうえ、値段設定が高かった点と、生徒数が少ないことです。
生徒数が少ないのにスクールを増やしても利益が出るとは思いません。
値段を高くした理由については社長が言うにはスクールを新しく建てた際の資金回収だそうで、私は、ああ、この会社に未来はないなと思い転職をしました。
案の定パソコンスクールは業績悪化と共にスクール数を大幅に減らし、最後には倒産しました。
倒産理由は利益が出ていないにもかかわらず、スクールをいたる所に展開し、資金が回収できずに倒産です。
テレビか、なんかで倒産申請した社長が出ていましたが元気がないように見えました。
この件で、私が思う教訓としては、何事もほどほどにしなさいということです。