銀行融資の返済に困った時に最初にすべきこととは?

経営者や個人事業主の方は事業性資金の融資を初めて受ける際に、契約書通りにきちんと返せなくなってしまった場合はどうするのか、という点が気になる方も多いと思います。今回は約束通りの返済が難しくなった場合についてまとめています。

尚、銀行からの融資を初めて受けるときは、事業計画書の作成はもちろん、銀行との面接等、最低でも2か月以上はかかってしまいますので、あらかじめビジネスローンの審査を通しておいて、資金調達をできる選択肢を広げておくことも大事です。以下の大手ビジネスローンはオンライン手続きのみで10分程度で完結します。一度審査が通れば、数百万円程度の資金は最短翌日には調達できます。

ビジネクスト 審査によりますが、最大1000万円まで融資可能

尚、以下のような事業者の方で、どうしても資金調達が必要な方はファクタリング(売掛金の早期売却)をおすすめします。

・様々な事情で金融機関からの借り入れによる資金調達が難しい方
・すぐにつなぎ資金が必要な方
・創業後、1年以上の営業実績が無い方(決算が終わっていない方)

毎月法人の取引先に対して安定した売掛金がある事業をしている事業者は、売掛金を早期にファクタリング会社に売却して資金調達を行えます。売掛金があれば、最短翌日に資金調達をすることも可能です。こちらのフォームで資金調達額の目安がすぐにわかりますので、今すぐ簡易診断してみてください。

いずれにしても、資金調達がすぐにできる環境を準備することに早すぎることはありませんので、上記のビジネスローン各社とファクタリングの簡易診断の申込は同時にしておくことをおすすめします。

借入金の返済に困った時は

当初の契約書通り返済することが基本的には望ましいですが、売上の急激な低下などから返済が困難になることもあり得ます。借入している銀行が1行のみの場合は、その取引行に行って早めに相談しましょう。
取引行が複数ある場合は、メイン銀行(借り入れ残高が一番大きい銀行等)に相談しましょう。

返済条件変更(リスケ)とは

一般的に返済条件を契約期間中に変更することを「リスケ」と呼びます。
例えば、当初の契約内容が元金1,000万円、期間約5年(返済条件:17万円×58回、14万円×1回)だったとします。資金繰り表を作成し現状を確認した結果、月々17万円の返済が困難なことが判明しました。
この条件下でリスケを行った場合、月々返済額を可能な範囲(17万円→10万円や0円)に減額し、完済する時期を後ろ倒しにすることができます。
様々なリスケがありますが、一般的に上記のような「月々返済額の減額と完済までの期間の延長」が一般的です。

リスケのメリット・デメリット

リスケのメリット

当たり前ですが毎月の返済が減額になるのですから、資金繰りは楽になります。

リスケのデメリット

借入期間が延長するため、利息の総支払額は多くなります。(金利の引下げや減免という「リスケ」もごくたまにあり得ますが、基本的には無いと考えてください。)

また、当初の約束(契約)を変更するわけですから、金融機関としては約束を破られたということになります。リスケをしてしまうと、追加の新規融資は基本的に難しくなってしまいます。当然に銀行内部での格付けも悪化します。

まとめ

返済が難しい状況になる場合は早めに銀行に相談しましょう。一番「まずいパターン」は返済が難しくなることが分かっているにもかかわらずギリギリまで相談せずに、「延滞」を起こしてしまうことです。
事業を営む以上、想定外のことはつきものです。なかなか言い出し辛いことですが、とにかく「早めに相談する」ようにしましょう。
特に、取引銀行(借入している銀行)が複数ある場合でリスケを行う場合は、各銀行の返済額の減額割合が平等になるようにしなければならないため、銀行間での調整に相応に時間がかかります。そのためメイン銀行に早めに相談することが大切です。

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鈴木康支税理士事務所所長
学習院大学卒博士(サンフランシスコ州立大学)孔子経営賞 受賞(26年度)
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