銀行からの融資を受けるには銀行側が必要としているものを用意して融資申請を行う必要があります。当記事では、銀行へ融資の申込をする前に知っておくべき情報をまとめています。これから銀行へ融資の申込をする経営者の方はこの情報を参考にして、是非、融資の審査を100%通過するように準備しましょう。
尚、銀行への融資の申し込みを全くしたとこが無く、融資の制度そのものを詳しく知りたい事業者の方は、資金調達ガイド「初めての融資に必要な基礎知識」を参考にされると良いでしょう。
ちなみに、銀行からの融資を初めて受けるときは、事業計画書の作成はもちろん、銀行との面接等、最低でも2か月以上はかかってしまいます。もし資金繰りが厳しく時間がそんなにない事業者の方はビジネスローンの利用も検討してみてください。以下の大手ビジネスローンはオンライン手続きのみで完結します。一度審査が通れば、500万円程度の資金は最短翌日には調達できます。
・AGビジネスサポート審査によりますが、1万円〜1,000万円まで融資可能 ※新規取引時は上限500万円
・オリックスVIPローンカードBUSINESS(オリックス・クレジット)
個人事業主にもおススメ。最大500万円までご融資可能。最短60分で審査回答
また、以下のような事業者の方で、どうしても資金調達が必要な方はファクタリング(売掛金の早期売却)をおすすめします。
・様々な事情で金融機関からの借り入れによる資金調達が難しい方
・すぐにつなぎ資金が必要な方
・創業後、1年以上の営業実績が無い方(決算が終わっていない方)
・税金未納がある方
・赤字決算の方
毎月法人の取引先に対して安定した売掛金がある事業をしている事業者は、売掛金を早期にファクタリング会社に売却して資金調達を行えます。売掛金があれば、最短翌日に資金調達をすることも可能です。こちらのフォームで資金調達額の目安がすぐにわかりますので、今すぐ簡易診断してみてください。
いずれにしても、資金調達がすぐにできる環境を準備することに早すぎることはありませんので、上記のビジネスローン各社とファクタリングの簡易診断の申込は同時にしておくことをおすすめします。
それでは、銀行融資の審査を100%通すために知っておくべき情報【銀行内部編】を始めましょう。
目次
銀行内で融資の可否判断をする場所は?
銀行は支店または本部のどちらかで融資判断をしています。融資判断は借り手側の企業の格付けランクで決まります。格付けランクはおおよそ10段階あります。銀行側としては、融資する企業側がちゃんと元金+利息を返済できるだけの体力があるのかどうかを判断するために、格付けランクを設定しています。また、融資金額や金利によって、支店の支店長で決裁できる場合もあれば、本部の審査部まで上げて決裁が必要な場合があります。
格付けランクの設定方法について知っておく!
銀行の格付けランクの設定方法については、企業の決算書をベースにしています。この決算書の内容が良ければよいほど、当然融資を受けやすくなるわけですが、赤字だからと言って、絶対に融資が受けられないということはありません。上述の通り、銀行側としては、「貸したお金をちゃんと帰れるのか」を見定めたいわけですので、今までの業績や今後の見通し、経営者の資質や担保の有無等などによって、格付けランクを設定しています。
支店長決裁or本部の審査部決済かを事前に確認する!
銀行側での融資実行の流れを知っておくことで、少しでも早く融資を受けられるようにすることができます。そのためには、銀行の営業マンとコミュニケーションをとり、自社の融資申請の場合、支店長決裁なのか本部の審査部決済なのか、あらかじめ聞いておくのも良いでしょう。
尚、支店長で決済できる方が審査は緩く、本部の審査部となると厳しくなります。支店長決裁の場合は、できるだけ、最初の融資相談の際に同席してもらうように営業マンに依頼しておくことで時間が節約できます。
本部の審査部の場合、より詳細な資料が必要になる場合が多いので、何が必要か営業マンに事前に確認するようにしましょう。
銀行内の稟議書の存在と4つの重要な項目を知っておく!
銀行内でも一般企業のように稟議書によって融資判断を行います。稟議書の中で特に重要な点としては以下の4つです。
・【資金使途】 大きく分けて運転資金と設備資金があります。どちらかを記載します。
・【金利】 企業毎の格付けランクが記載されます。当然業績が良く財務が健全な企業の方が金利は低くなります。
・【融資のシェア】 他の銀行と比較して、自行がどの程度の融資のシェアを持っているかを記載します。
・【与信と担保】 担保の提供の有無と融資額(与信額)を記載します。実際には、(担保等の保全額-融資額)の数字が記載されます。
以上、銀行内部の事情についてまとめました。また、実際の提出書類等については下記記事を是非ご参考にしてみてください。
【併せて読みたい記事】
銀行融資の審査を100%通すために知っておくべき情報【提出書類編】
銀行融資の審査を100%通すために知っておくべき情報【格付けランクについて】
銀行融資の審査を100%通すために知っておくべき情報【貸借対照表編】
銀行融資の審査を100%通すために知っておくべき情報【損益計算書編】
尚、銀行からの融資を受けるには最低でも1か月以上、初めての場合は2か月はかかります。もし、500万円から1000万円程度の資金確保さえできれば資金繰りが改善できるようなら、スピーディに資金調達できるビジネスローンで一時的に資金手当てすることも検討しましょう。
ただし、ビジネスローンも種類は非常にたくさんありますので、一つ一つの審査申込は大変です。当サイトで一番のオススメが日本全国からオンラインですぐに申込審査ができるビジネスローンです。「資金繰り大丈夫かな・・」と少しでも不安に思われるならば、今のうちにビジネスローンの審査を通しておいて、資金調達ができる選択肢を広げておくべきでしょう。融資枠さえ確保しておけば良いので、すぐに借りる必要はありません。以下の大手ビジネスローンはオンライン手続きのみで10分程度で完結します。一度審査が通れば、500万円程度の資金は最短翌日には調達できます。
・AGビジネスサポート 審査によりますが、1万円〜1,000万円まで融資可能 ※新規取引時は上限500万円
さらに詳しくAGビジネスサポートのサービスにについて詳細を知りたい方は以下の記事もご参考にどうぞ。
事業者向けローンの最大手・AGビジネスサポートの特徴
AGビジネスサポートへの融資申し込みと返済方式
尚、以下のような事業者の方で、どうしても資金調達が必要な方はビジネスローンと平行してファクタリング(売掛金の早期売却)の利用をおすすめします。
・様々な事情で金融機関からの借り入れによる資金調達が難しい方
・すぐにつなぎ資金が必要な方
・創業後、1年以上の営業実績が無い方(決算が終わっていない方)
・税金未納がある方
・赤字決算の方
特に赤字決算の場合は銀行との今までの取引関係もあり、追加融資が可能な場合も多々ありますが、税金未納の場合は、銀行は絶対に融資をしてくれませんのでファクタリングしか方法がないかもしれません。日本ではまだまだ知名度の低い資金調達法ですが、経済産業省も推奨している100%合法の資金調達スキームです。ちなみに米国ではおよそ15%の利用に対して、日本では1%程度です。
法人個人事業主問わず、毎月法人の取引先に対して安定した売掛金がある事業をしている事業者は、売掛金を早期にファクタリング会社に売却して資金調達を行えます。売掛金があれば、最短翌日に資金調達をすることも可能です。こちらのフォームで資金調達額の目安がすぐにわかりますので今すぐ簡易診断してみてください。