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融資を受けたい会社側が知っておくべき銀行の融資担当者が会社に出向いた際にチェックする8つのポイントとは?

銀行が融資を受けたい企業側を判断するポイントは、まずは経営者自身の人柄や話の信憑性、そして、会社現場の雰囲気や社員、そのうえで事業計画の実現性です。当記事では、一般的な銀行の融資担当者が会社に出向いた際にチェックする8つのポイントをまとめました。

自社ビルや社長専用の高級車を持っている

事業の収益が余りあるほど上がっており、社員の増員のため、どうしても必要な場合や、業務をより円滑に行うためにベンツが必要ならばよいですが、かろうじて黒字だったり赤字であるような企業が自社ビルを持っているような場合は、銀行側からすると「収益を生まないものに多額の費用をかけるような会社」には、融資を避けるでしょう。

社長の口から「景気が悪いんですよね」等の言葉が出てくる

自社の業績が低迷している理由を景気のせいにするような社長の会社には、なかなか融資をしようとしないでしょう。口癖のように言ってしまう方は、少なくとも銀行担当者の前では絶対に口にしないようにしましょう。

社長が部屋に入ってくると、他社員が起立して直立不動となる

一見、体育会系のようで、組織として統率が取れていると感じるかもしれませんが、実際には社長の顔色をうかがって業務を行っている証拠です。そのような会社で、業績が低迷しているような場合は、なかなか改善は見込めない場合が多いです。

廊下ですれ違う社員が全く目を合わさず、挨拶もしない

これは社員がやる気がない証拠です。自社への訪問者に対して挨拶すらできないような社員を見て、この会社が伸びるとは思わないでしょう。

銀行側からの改善提案に対して、社長が即答で「やっていますよ」と返事だけをする

もし業績が長らく低迷しているような状況の場合は、資金を融資しようとする銀行としても、業績改善のための提案するでしょう。その際に、ただ単に「やっている」という返答だけでは、銀行側を説得できないです。もし改善策を実施しているような場合は、具体的に説明できるようにすることが重要です。

事務所内が雑然としている

これは、特にはっきりわかることですが、業績が良くない中小企業の事務所というものは、明らかに雰囲気が悪いです。銀行の融資担当者は、様々な会社を訪問していますので、その雰囲気はすぐに察知します。

必要以上にエコロジー

社員が最低限必要とするものも無いような会社は、社員のモチベーションも下がります。実話ですが、社長自身は会社名義のベンツに乗っているにもかかわらず、エアコンが故障している営業車で真夏にも関わらず、銀行の融資担当者を駅まで迎えに行かせるような会社もありました。そのような劣悪な業務環境を見た銀行の融資担当者はどう思うでしょうか?きっと、この会社への融資は控えることは間違いありません。

社長が他社の役員を兼務している

本当に大規模な会社や経営手腕がある社長ならいざ知らず、業績不振で資金繰りに喘いでいる中小企業の社長が「●●グループ」等、いわば「会社帝国」を作ろうとしているのは、あまりにも滑稽です。銀行の融資担当者もそのような会社には融資はしません。結局業績が悪く資金が枯渇すれば会社は倒産しますので、まずは実現性のある事業計画をもとに、自社の業績を回復できるようにしましょう。

以上、銀行の融資担当者が会社に出向いた際にチェックする8つのポイントでした。

ちなみに、銀行からの融資を初めて受けるときは、事業計画書の作成はもちろん銀行との面接等、最低でも2か月以上はかかってしまいます。もし資金繰りが厳しく時間がそんなにない事業者の方はビジネスローンの利用も検討してみてください。以下の大手ビジネスローンはオンライン手続きのみで完結します。一度審査が通れば、500万円程度の資金は最短翌日には調達できます。

AGビジネスサポート
審査によりますが、1万円〜1,000万円まで融資可能 ※新規取引時は上限500万円

また、以下のような事業者の方で、どうしても資金調達が必要な方はファクタリング(売掛金の早期売却)をおすすめします。

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・すぐにつなぎ資金が必要な方
・創業後、1年以上の営業実績が無い方(決算が終わっていない方)
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毎月法人の取引先に対して安定した売掛金がある事業をしている事業者は、売掛金を早期にファクタリング会社に売却して資金調達を行えます。売掛金があれば、最短翌日に資金調達をすることも可能です。こちらのフォームで資金調達額の目安がすぐにわかりますので、今すぐ簡易診断してみてください。

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鈴木康支税理士事務所所長
学習院大学卒博士(サンフランシスコ州立大学)孔子経営賞 受賞(26年度)
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