【保存版】個人事業主におすすめの事業者ローン5選

一般的に法人に比べて個人事業主は資金調達が難しい場合が多く、事業資金の調達には頭を悩まされるものです。

銀行は担保なしでは相手にしてくれませんし、信用保証協会付の融資を申し込んでも、手続きや審査に時間がかかるうえ、必ず融資されるとは限りません。
また、希望した額どおりの融資を受けられることはまれだと言っていいでしょう。

なぜなら、個人事業主は銀行からみれば信用度が低いからです。

そのような個人事業主が急な資金需要が生じた際に、できるだけ早く資金を調達するには、事業者ローンの利用が最適かと思われます。

銀行よりも金利が高いことがデメリットとなりますが、銀行から融資を受けることが困難であれば、次に考えるのは事業者ローンでしょう。

多数ある事業者ローンの中から、個人事業主でも使えるおすすめの事業者ローンを5つ選びました。

尚、以下のような個人事業者の方で、どうしても資金調達が必要な方はファクタリング(売掛金の早期売却)をおすすめします。

・様々な事情で金融機関からの借り入れによる資金調達が難しい方
・すぐにつなぎ資金が必要な方
・創業後、1年以上の営業実績が無い方

ファクタリング会社の場合でも、やはり法人であることが条件となる場合も少なくありませんが、一部のファクタリング会社では、毎月法人の取引先に対して安定した売掛金がある事業をしている個人事業者は、売掛金を早期にファクタリング会社に売却して資金調達を行える場合があります。売掛金があれば、最短翌日に資金調達をすることも可能です。こちらのフォームで資金調達額の目安がすぐにわかりますので、今すぐ簡易診断してみてください。

いずれにしても、資金調達がすぐにできる環境を準備することに早すぎることはありませんので、以下でご紹介する事業者向けのビジネスローン各社とファクタリングの簡易診断の申込は同時にしておくことをおすすめします。

オリックスVIPローンカード

「オリックスVIPローンカードBUSINESS」は、オリックス・クレジットのビジネスローンです。
カードが発行され、提携銀行のATMから資金の引き出しが可能です。
資金用途は、運転資金やつなぎ資金、仕入資金、設備投資、従業員の給与支払い、納税資金など、事業に必要な資金に限定されています。
この「オリックスVIPローンカードBUSINESS」の最大のメリットは、申込から最短60分で審査の回答を得られ、最短即日融資が受けられることです。
急な資金需要に対して、即日で資金融通ができることはありがたいですね。
消費者金融であれば、即日融資はもはや常識的になっていますが、事業者ローンの場合は申込から早くても数日かかるものがほとんどです。
その中で即日融資を受けられるこのカードは貴重といえるかもしれません。
融資の審査はスコアリングシステムを用いて行なわれ、スピーディな審査と融資とが可能となっています。
融資の最大限度額は500万円です。
ただ、初回の申込時に最大限度額の融資が受けられることは不可能だと考えるべきでしょう。
何度か借入と返済を繰り返すうちに限度額の枠が拡大するものと思われます。
限度額の枠内であれば自由に借入と返済が可能で、約定返済日を待たずに入金して返済を行なうことができます。
返済は提携銀行のATMやコンビニのATMを利用できるため、便利ですね。
上限金利は17.8%で、下限金利は6.0%です。
返済は50万円の借入では月額15000円、100万円では月額25000円の返済を行ないます。
担保や連帯保証人は不要、申込から審査を経て、融資が受けられるまで、すべてWEB上で完結することも可能です。
ただ、個人事業主の申込には、事業歴が1年以上あることが条件となっており、開業資金や独立したばかりの方は融資を受けることができません。
「オリックスVIPローンカードBUSINESS」は、オリックスグループのローン商品であり、信頼性が高い事業者ローンです。

オリックスVIPローンカードBUSINESS

ビジネクスト

ビジネクスト」は、大手消費者金融のアイフルが出資しているビジネクスト株式会社の事業者ローンです。
開設以来の利用者実績累計が10万口座を超えており、事業者ローンの中ではトップクラスだといえます。
そのため、審査基準のハードルが比較的低く、個人事業主にも利用しやすいローンです。
特に大きなメリットとなっているのは、申込から最短60分で審査の回答を得られ、最短即日融資が受けられることです。
そのため、急ぎの資金需要が起こった時にもスムーズに資金調達が可能です。
「ビジネクスト」の申込ですが、個人事業主が申込をされる場合は確定申告書1期分と本人確認ができる身分証明書の提示が必要です。
審査の厳しい事業者ローンでは2期分の提出を求められますが、「ビジネクスト」の場合は1期分で申込が可能であり、業歴が1年であっても融資を受けることができるわけです。
最大限度額は1000万円と事業者ローンの中では高くなっていることも大きな特徴です。
もちろん初回の申込では限度額が最大500万円以内に設定されますが、実績を積むことで徐々に限度額の枠が拡大されていくでしょう。
金利は上限金利が18.0%と利息制限法に定められて上限金利と同率になっています。
下限金利は8.0%です。
銀行融資に比べると高い利率となっていますが、審査のスピードや審査基準を考えると、それもいたしかたないかと考えていいでしょう。

ビジネクスト

ビジネクストの詳細についてはこちらの記事をご覧ください

ビジネスパートナー

株式会社ビジネスパートナーの事業者ローンには不動産担保型と、無担保・無保証人で融資を受けられる「スモールビジネスローン」の2種類があります。
「スモールビジネスローン」は、最大限度額500万円、事業性資金であれば資金使途は自由です。
また、インターネット上で申込が可能、融資は振込で行なわれる他、カードが発行されます。
カードはセブンイレブンの店舗内に設置されたセブン銀行のATMで利用可能、借入、返済を行なうことができます。
個人事業主の申込ですが、原則2期分の確定申告書が必要とされていますので、2年以上の業歴がある方が対象となります。
その他に必要となるのは、本人確認ができる身分証明書の他、印鑑証明、ビジネスパートナー社所定の借入計画書で、提出する書類が他社に比べて多くなります
申込をした後は、最短即日審査が行なわれますが、融資は翌日以降とされています。
原則3営業日以内となっていますが、銀行等の融資に比べるとスピーディであることに変わりはありません。
最大限度額は500万円、上限金利は18.0%、下限金利は9.98%です。
「スモールビジネスローン」は審査通過率が高いと言われておりますが、審査基準についてはもちろん公開されておりません。
個人事業主に対しては融資の確率が高いとはいえない銀行等で審査に何週間もかけられて、最終的に否決の返答をされるよりも、審査が速く、融資される確率も高いこちらのローンを利用したほうが得策かと思われます。

ビジネスパートナー

クレストフォービズ

「クレストフォービズ」は、オリエントコーポレーションの事業者ローンです。
このローンは、個人事業主専用となっており、法人は申込ができません。
資金の使用使途は事業性資金に限られています。
担保・連帯保証人は不要、最大限度額は300万円と他の事業者ローンに比べると低く設定されていますが、これは法人への融資を対象とされていないためでしょう。
上限利率は18.0%、下限利率は6.0%です。
ただ、時期によっては金利優遇のキャンペーンも行なわれており、その際に申込をしてカードが発行されれば、その優遇金利で融資を受けることができます。
審査には数日かかり、即日または数日以内の資金調達は難しいようです。
まず、オリコのサイト上から申込をして、審査に通れば申込用紙等が送られてきます。
用紙に記入して、本人確認ができる身分証明書のコピー等といっしょに返送すると、数日後にカードが送られてきます。
そのような流れで進められるため、資金調達には最短でも数日はかかるようです。
ただし、既にオリコで別のクレジットカードを発行してもらい、利用している場合は審査や手続きのスピードが多少は短縮されるようです。

クレストフォービズ

ビジネスサポートカードローン

消費者金融大手のアコムも事業者向けのローンを取り扱っています。
商品名は「ビジネスサポートカードローン」、個人事業主のみを対象にした事業者ローンです。
最大限度額は300万円、他の事業者ローンよりも低い設定になっているのは、法人を対象にしていないためでしょう。
上限利率は18.0%、下限利率は12.0%です。
申込条件は、1年以上の業歴を持つ個人事業主であることで、たとえ社員が本人1人だけの会社であっても、法人登記がなされている場合は申込ができません。
申込から融資までの流れですが、最短即日融資が可能とされています。
必要書類は1期分の確定申告書と本人確認ができる身分証明書のみです。
そして、この「ビジネスサポートカードローン」の特徴のひとつとして、既にアコムで個人向けのカードローンを利用されている方が、この事業者ローンのカードに切り替えができることです。
事業者ローンに切り替えることのメリットは、年収の3分の1を超える借入ができない総量規制の対象にならないことと、最大限度額が拡大する可能性が高いことです。
また、この切り替えの申込は電話で行なうことができます。
即座に審査が行なわれ、切り替えが可能となればアコムの店舗や無人契約機で切替の手続を行ない、最短の即日融資が可能になります。

ビジネスサポートカードローン

まとめ

事業者ローンは個人事業主の命綱であると言っていいでしょう。
大きな資金の調達はできませんが、つなぎ資金には十分に使えそうです。
銀行融資に比べると金利が高いことがデメリットですが、一時的な借入には向いているといえます。

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鈴木康支税理士事務所所長
学習院大学卒博士(サンフランシスコ州立大学)孔子経営賞 受賞(26年度)
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